社会の隙間に

メンタルヘルスに費やす時間は、以前に比べて確実に増加していることは


言うまでもありません。


多様性が求められる時代では、


従来通りの対応では問題解決が追い付かないようにも伺えます。


社会の変化が激しすぎるのか、


個人の能力によるものなのか、


時間の経過とともに問題も変化しています。


課題に対して適応できなければ適応の問題といわれ、


問題解決に時間を費やせば評価が下がり、


結果、自信がなくなり抑うつ状態になっていく。


メンタルヘルスの問題というのは、


本当に身近になってきています。


職場での強い不安及び悩みやストレスが、


50%を超え2人に1人がストレスフルな生活を実感しています。


治療の基本も休息や服薬そして精神療法(心理教育)の三本柱ですが、


現状は休息と服薬にて回復を目指しています。


根本的に不調に至った要因までは、


治療機関のシステムから見ると厳しくなっている。


結果、再発に至る傾向が高くなっている。


主治医の判断は療養下での安定、産業医の判断は就労の可否にある。


職場としても復職は100%の状態を希望する。


この治療の現状と職場が希望する現状とは、


メンタル不調者にとっては誠に厳しい状態である。


このメンタルヘルスの治療の課題と、サポート不足の隙間を


どこが補うかが問われてきます。


職場に起因することが問題であれば、


やはり所属先の対応が決め手になるのかもしれませんね。


       カウンセリングルームENDO (カウンセリング神戸)

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